細島港について

細島港は、東九州沿岸地域のほぼ中央にある日向市に位置し、古くから海上交通の要衝として重要な役割を果たしてきました。 昭和26年に重要港湾の指定を受け、昭和39年に開港して以来、本県北部を背後圏とする地域雇用や経済を支える流通基盤として発展してきました。

背後には、多くの製造工場が立地し、工業原料や製品を主に取扱う国際工業港として海外輸出の多くを支えていること、また、高千穂などの観光名所の玄関口として、多岐にわたり活躍しています。
また、平成22年には国の重点港湾に選定され、急速に整備が進む中、多方面から大きな期待と注目が集まっています。

細島港における港湾整備や道路整備等の進展に合わせて、コンテナ取扱量(図2)や貿易額(図3)は順調に伸びており、 原木輸出量(図4)は年々増加していますが、特に平成29年は前年から54%急増し、志布志港に次ぐ全国2位の取扱量となりました。


日向市「細島港」は「ポート・オブ・ザ・イヤー2015」に選ばれました。

(公社)日本港湾協会は、1月15日(金曜日)に日向市細島港を「ポート・オブ・ザ・イヤー2015」に決定しました。

「ポート・オブ・ザ・イヤー」とは、港湾の物流・人流・産業・観光・みなとまちづくりなどの港湾活動や港に関する話題づくりが、その年で最も優れ、日本の港湾の活性化に貢献し、「みなとの元気」を高めた港湾を1年に全国で1港選定し、顕彰するものです。 選定は、同協会発行の情報誌「港湾」が実施する読者の投票数と選定理由で決定されます。細島港は投票数で最も高い支持を受け、これまで活動してきた以下の点が評価されました。